日本こども銀行 : Matium
今、描いてます

日本こども銀行

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2009.10.25  23:44

今日はワリと真面目に書く。
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昨夜、ぺヤングのことを風呂で考えてたら、
日本の格差是正の解決方法について、ちょっとアイディアが浮かんだ。
そこで、さっそくTwitterでつぶやいていたんだが、思いの他長文になってしまい、
「それイイけど、ブログに書いた方が良くね?」
という声をいただいたので、書くことにした。
そうか、ブログに書けばいいんだよねw

あらかじめ言っておくと、今日のポストは何のデータも深い考察も無しに、
過去ボクが得た知識やデータ、そして印象を元にしたもので、
いってみれば、ブレストで出てくる程度のアイディア。
だから、あんまり強烈な反論などされても困るし、そもそもレスしない。
異論や、もっとこうしたら良くなるかもという話は大歓迎なので、
Twitterで感想を言ってくれたり、コメを残してもらえるとうれしい。

じゃあ、書く。格差の話だ。

格差格差といえども、一般的には大きく分けて、
「世代間格差」と「所得格差」の2つある。
ボク個人の意見では、市場経済やってるかぎり、所得格差が生まれるのはしょうがないし、
日本に限って言えば、同一世代では、それほどの極端な格差が存在するとは思えない。
ほぼ原因は国内の市場に出てる金の量が少なくなったため、
企業の国内での需要が伸び悩み、最終的に社員雇えなくなったり、
給料下げざるを得ないわけで、それに対してグダグダ言ったり、金の流れを変えても、
結局今ある金の量が減っていく以上、相対的に貧乏にならざるを得ないんじゃない?
だから、全体としての収入が減って、そもそも格差はあるんだが、
一番底の生活水準が下がってる構造。

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本当に重要視すべきなのは、世代間格差だと思う。
すでに資産のある年金もらえる世代に、金も蓄えもない現役世代が金やるってのは、
しかも、そこを変えずに、結婚しろ、子供生め、車買えって言ったって、
さすがに無茶があるんだよね。老人を生かすのに精一杯でさ。

んで、子供に回す金の量が減る。
そうすれば、国力・国際競争力はどんどん弱まってくわけだ。
市場の金はますます減る。また子供に回せる金が減る。
そんな状況で10億も人間がいる国とやり合えったって、絶対無理っす。
っていうか、こんな状況でまた経済成長すればいいってどうやってするのよ。
言いたいのは、世代間格差と言っても、現役世代と高齢者世代の資産格差じゃなくて、
子供と老人に使ってる金の量の差があまりにもアンバランスになるってことで、
ここが一番ヤバいと思ってるわけ。

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もっと短直に言うと、今、市場に出てるパイが少ないんだから、
その少ないパイの取り合いをあれこれやったって、
たかが知れてるし、悪くなる方向は変わらない。
子供手当てなんて、アホみたいなモノで、その少ないパイを配分してる
現役世代からさらに税金とって、子供を育てるために当てましょうなんて言ってる。
それが出来れば、最初っから自分で育ててますよw という話でしょう?
再分配こそ果たされるが、このままパイが隠れ続ける。

それで結局、税金足りないから、国債発行してその子供手当て渡してる子達に
将来の借金させてる。当面の負担はすべて現役世代。
だから不満が出てきて、生活も先細りして、おまけに競争力まで落ちるという最悪な状況。
これが今の状態。The閉塞感。隠れてるパイを引っ張ってこない限り、
30年間は、「俺の生活、いつ破綻するんだ」ってビビリながら生活していくわけだ。

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そうは言っても、その隠れてるパイを引き出すのは容易じゃない。
高齢者は服や車なんかに金を使わないし、孫におもちゃ買わせるとか言ったって、
そんなものたかが知れてる。ボクらからの年金が他に使われるぐらいだろう。
そもそも不動産化してる部分が多いんだから、今ある家を売って
現金にしようってことが、ハードル高いし、よほど自分が嬉しくなるようなことに
対してしかお金など出さないだろう。つまり、ご老人の方々が
「気持ちよく、すぐにお金を出せるところ」が極端に少ないんだよね、日本の場合。
宗教がないからさ、死ぬ前にあげちまえって発想もない。

ここで話の本題なんだが、どうだろう?金融機関を一つ作ってみては。

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日本教育金融供給機関。通称、『日本こども銀行』
そのままなんだけどw

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どうせ子供たちに国債という名の借金背負わせてるんだ。
そんないちいち国庫に入れて、よく分からん回りくどい目的で使わせるより、
それなら思い切って、先行き短い老人たちから、子供たちが直接、
無利子で借金したり、投資を受けたりできりする銀行を作ったらどうか。
あなたたちの資産が日本の将来に確実に役に立つんですよといえば、
そんなに悪い気しないだろう?
子供たちにもあなたがこうやって勉強できたり、大切に育てられているのは
ご老人の方々のおかげなんですよっていう、感謝のルートをちゃんと見える形にすれば、
結構、高齢者は喜んでくれると思うんだ。

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具体的に言うと、年金受け取れる世代の総資産の50%を
こども銀行に預けてもらうよう法改正。
また、金が余ってるいわゆる富裕層なども任意で預金できる。
その銀行が、日本人(もちろん海外留学も含め)全ての子供の学費、
塾や予備校、習い事、その他教育に関わる全ての費用を貸し出す。
バックは、大人になってからでもいい。
それこそ自分が年金受給者になった時に預ける形で返してくれてもいい。

それ以外にも、大学の研究室への投資。
特にバイオやエネルギー科学とか、莫大な初期費用がかかる分野などにも
遠慮なく金使ってもらおう。学生ベンチャーにもどんどん投資する。
自分の預けた金がどんどん世の中に出てくる。
自分が投資先に決めた学生ベンチャーが大きな資産を武器に世界にチャレンジする。
新聞見るたびに、自分が預けた金で日本が強くなってるのが分かる。
老後としては最高だろ?そんなの。
むしろ、生活に困ってない人は金なんか返ってこなくていいと
思うんじゃないか、それなら?

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このアイディアがイイかもと思ったのは、いくつか理由があって、
まず現役世代が年金を請け負うという仕組みを変えなくて良い点。
暮らしに困ってる老人だっている。これを捨てるなんて、
さすがに先進国としてどうなの?って思うから。

二つ目に、相続税100%とかみたいに、老人から資産を取り上げる
という発想ではないこと。とにかく気持ちよく金を出してもらえる。

三つ目、子供の頃から借金しているということを子供たちに
ポジティブな形で理解させられる点。
今の国の仕組みで、おまえら生まれながらに借金してるから、
がんばって返せよといったって、理不尽すぎて、
がんばれないだろう、そんなの。

そして最後に、先行きを明るく捉えられる点。閉塞感を解消できるから、
結婚も出来るだろうし、教育費は全部、おじいちゃん世代がもってくれる
というのが社会のルールになれば、余分なプレッシャーにもならないし、
「大学行かせられるかなあ」なんて心配する必要がない。
ベーシックインカムとか言ってるけど、日本人のメンタリティで
実現できるのかも怪しい。
それより、みんなで頑張ってこうぜ!って言った方が合ってる気がする。

逆に、教育を促進させる、子供に使う以外の目的では、絶対に融資しない。
これを大前提にしないと、
「ワシらの金→こどもたちの成長」のプロセスが見えなくなってしまう。
これがちゃんと見えてないと、絶対にお金出すのを渋るから、結果破綻する。

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まあ、一つのアイディアなんだが、結局今の状況の原因は
先を求められない閉塞感にあるわけで、その中で
努力しよう!成長しよう!と言ったところで効果なんてないし、
少ないパイの中でグチャグチャ配分しなおしても、たいして意味なんてない。
先を見たいんだったら、次の世代に直接金使うようにしたら、
少なくともそこは解消できそうだよね。という話でした。

まさか、こんなに長いエントリーになるとは。
長々と読んでいただきありがとうございました。
次のフリーテキストからは、またいつもみたいになると思います。
よろしくどうぞ。

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